ゲルマニウムのお話し

無機ゲルマニウムの危険性

あなたの体が大変?!

優秀に感じるゲルマニウムですが、使い方を間違えると、大変なことが起こってしまう可能性があります。
このページではそんなゲルマニウムの危険性について解説しています。

誤った認識

日本では 1986年に長期に渡り無機ゲルマニウムを飲み続けていた方が亡くなってしまう、という残念な事件が起こりました。
もちろん無機ゲルマニウムを有機ゲルマニウムと偽って販売していた悪徳な販売業者も許せませんが(中には半導体としてのゲルマニウムを粉末にして販売していた業者もあったそうです。)
「ゲルマニウムは体に良い」という誤った認識があり、ゲルマニウムというだけで疑いもせずに服用していたのも原因ではないかと思います。
無機ゲルマニウムは飲用すると危険である。というそれなりの知識があればある程度体調が悪くなった時に少しはおかしいと気づくこともできたかもしれません。ホントに残念な事件です。
そもそも、元来工業用製品の原料である無機ゲルマニウムを飲んでも人体に有用な働きをするとは思えません。現在では厚生労働省(当時の厚生省)から無機ゲルマニウムの長期多量摂取を控える行政指導が行われており、このような事件は減っているそうです。
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飲み続けるとどうなるの?

元々金属から抽出されたため、水溶性ではない無機ゲルマニウム。
そのため吸収や排泄がスムーズに行えず、飲み続けるとドンドン溜まっていってしまいます。人体はその溜まった成分を無理に体外へ排出しようとするので、その役割を持つ肝臓にかなりの負担がかかってしまいます。
オーバーワークし続けた肝臓は、最終的に肝不全になったり、他の部分でも神経障害などの様々な障害が引き起こされてしまう可能性があるそうです。

くれぐれも無機ゲルマニウムを飲むことだけはやめてください。

じゃあ無機ゲルマニウムはいらないの?

服用したり、体内に入れてしまうと上記のような障害を引き起こす無機ゲルマニウムですが、使用法さえ誤らなければ大変な有益をもたらしてくれます「有機と無機」のページでも出てきましたが、ゲルマニウムは 32度という人体の体温でも自由電子を発生させます。その働きを利用したブレスレットなどの身につける製品は無機ゲルマニウムから作られています。やはり何事も「使い方」というわけです。

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2022/8/30 更新

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